白黒つけようぜ!くまねこ(@kumanecoblog)です。
今日もPython捗っていますか?
CPUはわかるんだけれど、
この隣に書いてある「コア」とか「スレッド」ってなに?
僕は「とりあえず大きい数字だといいんでしょ?」くらいにしか思っていませんでした。
実際のところ、CPUというパソコンの頭脳の性能を表す数字なので間違ってはいません。
しかし、その性能の違いを理解しておかないと、オーバースペックのものを選んでしまい余計にお金がかかってしまう所謂「無駄なお金の使い方」をしてしまう可能性もあります。
もちろん、その逆の場合もあります。できるだけお金をかけずにと思ったのに動作が遅く満足のいくものを選べなかったという場合もあります。
今回は、パソコンの頭脳と言われているCPUの性能を表す「コア数」と「スレッド数」についてご紹介します。
パソコンの重要な要素だからこそ、知っておいて損はないよ!
1. 全体のイメージ
コア数やスレッド数はよく料理人に例えられることがあります。
全体のイメージとして持っておくと理解がしやすいと思います。
- コア数 = 料理人の数
- スレッド数 = コンロの数
CPUの性能を表す数字としてよく使われます。
この絵だと「1コア1スレッド」と呼びます。
2. コア
簡単にいうと、「このCPUには頭脳(脳みそ)が何個ありますか」という数字です。
なので、料理人の人数とイメージしてもらえると分かりやすいです。
例えば、「8コア」といえば、「このCPUには8個の頭脳(脳みそ)がありますよ」と言うこととなります。
イメージはこんな感じです。
料理人が8人です。なんだか頼もしいですね。ピークタイムをなんなくこなしてくれそうです。
もう少し詳しく
CPUの中にある「中央処理装置(脳みそ)」がいくつ入っているかが「コア数」です。
例えば、上の画像では「シングルコアCPU」と呼びます。
CPUの中にコアが二つあるものは「デュアルコアCPU」と呼びます。
数が多くなっても考え方は同じです。
コア数 | 呼び方 |
---|---|
1 | シングルコア |
2 | デュアルコア |
3 | トリプルコア |
4 | クアッドコア |
6 | ヘキサコア |
8 | オクタコア |
10 | デカコア |
この呼び方は特に覚える必要は無いと思います。
普通に「8(はち)コア」と日本語で呼ぶことが多いです。
3. スレッド
簡単に言うと、「1コアが一度にできる作業の数」のことです。
料理人で例えると、「料理人一人に与えられたコンロの数」です。
1人で使えるコンロの数が増えると、「こっちで麺を茹でながら、こっちでソースを作って」のような同時作業ができるようになります。
単純に作業効率が2倍となります。
もう少し詳しく
ここは少し専門的になるので、「自分には必要ないな!」と思ったらすんなり飛ばしちゃってください。
コンピューターは、
頭脳(脳みそ)1つなら、一度に出来る作業は1つ!
一度に出来る作業は2つなら脳みそは2つだ!
と判断します。なので、同じ1コアでも2スレッドなら一度に出来る作業は2つになります。
これはコンピューターから見ると、
上が1コアで、下が2コアだ!
と判断します。
なので「理論上のコア数=一度に出来る作業の数=スレッド数」です。
※厳密には違いますが、イメージする中ではこれで大丈夫です。
もし「4コア8スレッド」と出てきたらコンピューターは「8コアだ!」と判断しますが、
「これは料理人が4人しかいないけれど8人分働いてくれるんだ!」と思ってください。
4. どっちの方が高性能?
- Q「4コア8スレッド」と「8コア8スレッド」では性能は同じ?
- A
8コア8スレッドの方が高性能です。
同じスレッド数でも、コア数が多い方が高性能です。
MacBookなども新しいモデルは8コア8スレッドの構成がほとんどです。
まとめ
今回はCPUの性能であるコア数とスレッド数についてご紹介しました。
コア数とスレッド数の文字を目にしたら、「料理人が何人いて、一人当たりいくつコンロがあるのかな」とイメージしてもらえたら、CPUのことは完璧です。
パソコンを購入する時は「後悔しないように!」と思うものです。
パーツの名前やどんな性能なのかを暗記しなくても調べたら思い出せるくらいになっていれば、きっとあなたに合うパソコンが購入できます。
「とりあえず大きいの!」となる前に思い出してください!
この記事が少しでも役立ててもらえたらうれしいです。
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
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