Python初級コースプログラミング

【脱初心者】第3回 for文【Python初級コース】

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白黒つけようぜ!くまねこ(@kumanecoblog)です。
今日もPython捗っていますか?

Python初級コース第3回は「for文」について説明していきます。
プログラミングの花形ですね!一緒に頑張っていきましょう!

この記事で「ものにできる」スキル
  • for文
    • 書き方
    • 使い方
      • range関数を使う
      • リストを使う
      • 辞書を使う
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はじめに(このコースが初めての方向け)

このコースでは、実際に手を動かしながら進めて為、
Google Colaboratoryを使うことを推奨しています。
Google Colaboratoryの詳しい説明はこちらに説明があります。
5分くらいで読めるのでサクッと読んでみてください。

簡単に言うと、Google Colaboratoryを使うと「準備なしで、誰でも10秒でPythonを始められる」からです。

「Pythonわかる!楽しいかも!」と思ってもらうこともこのコースの目的の一つです。
なのでまずPythonに触れてほしいです。
難しい・複雑な環境構築はあとでやりましょう!

Google Colaboratoryの始め方はこちらを参考にしてください。

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for文とは

簡単に言うと、「これだけの回数、同じ処理をしてね!」という繰り返しの処理をプログラムする構文のことです。
同じ処理を繰り返しさせるので、ループ処理とも言います。

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for文を書いてみよう

聞くより実際にやった方がわかりやすいですよね。
ではやってみましょう!

このコードを書き写して実行してみてください!コピペでもOKです。

for i in range(5):
  print(i)

どうでしょうか?
上のコードを訳すと「5になるまで数字を変数iに代入してprint関数で表示してね!」と書いてあります。
なんとなくfor文がわかりましたか?
まだ完璧に理解できなくても大丈夫です!この段階は、とりあえずなんとなくわかってもらえればOKです!

for文の書き方

まず、for文の書き方を確認しましょう。

  • 変数を決める
  • 範囲を決める
  • for文の最後にコロン(:)
  • 実行する処理はインデントして書く

「for 変数 in 範囲 :」と書きます。そうすると、変数の中に範囲の要素が順番に1つずつ入っていきます。そしてfor文の中に書いた処理が実行されます。これを範囲内の要素がなくなるまで実行されます。

慣習的に変数は「 i 」を使います。
もしくは、変数名に意味を持たせたい場合は単数名にします。

for文を使ってみよう

range関数を使ってみよう

急に新たな関数が出てきましたが、for文には欠かせない関数なので、この機会に一緒に覚えてしまいましょう。

range関数とは、「ここからここまで」と指定した数値を作り出す関数です。
(※厳密には少し違いますが、今はこの認識で大丈夫です。)

range関数の書き方は3つあります。

  • range(stop)
  • range(start, stop)
  • range(start, stop, step)

[start,stop,step]には数値を入れます。
startは、どこから始める?
stopは、どこまで続ける?
stepは、どれだけ足していく?
という指示です。

range(5)
–> 0 1 2 3 4

range(0, 5)
–> 0 1 2 3 4

range(4,7)
–> 4 5 6

range(0, 5, 1)
–> 0 1 2 3 4

range(0, 10, 2)
–> 0 2 4 6 8

では、実際に書いてみましょう!

例題1

5〜20の数字を2行のコードで出力させてください。

for文とrange関数と新しいことが二つも出てきたので、少しだけ負荷がありますが必ずできます!
一発でできなくても、エラーを出しても大丈夫です!
プログラミング学習の基本は「トライ&エラー」です。

for i in range(5,21):
  print(i)

リストを使ってみよう

ここでリストと次の辞書が非常にfor文はよく一緒に使われます。

簡単に説明すると、上で説明した「範囲」のところにリストが入れられます。
これだけです!

想像してみてください。
前回までに作ったリストを一つずつ書き出していく作業を。具体的にはこんなコードを書くことを想像してみてください。

fruits = ['りんご', 'バナナ', 'みかん']

print('好きなものは' +fruits[0])

print('好きなものは' +fruits[1])

print('好きなものは' +fruits[2])

正直これは面倒くさい・・・

わかりますw面倒くさいですよね!
しかも、このリストの中が、20や30と増えていった時・・・恐ろしいですね。

でも、for文を使うととっても楽になります!

fruits = ['りんご', 'バナナ', 'みかん']
for fruit in fruits:
  print('好きなものは' + fruit)

これだけでOKです!一気に楽になりましたね。
先ほどまで、range関数のような範囲を入れていたところにリスト名を入れると、リスト内の要素がなくなるまで繰り返し処理します

例題2

以下のリストを使って、「今日の天気は〇〇」と出力するコードを
3行で書いてください。

weather = [‘晴れ’, ‘曇り’, ‘雨’, ‘雪’]

weathers = ['晴れ', '曇り', '雨', '雪']
for weather in weathers:
  print('今日の天気は' + weather)

辞書を使ってみよう

辞書もリストと同じように使うことができます。
しかし、辞書はリストと違い「キー」と「値」の2つがありました。

さて問題です!for文で辞書を使った時、取り出されるのはどっちでしょうか?
では、実際に試して確認してみましょう。

fruits = {'red':'りんご','yellow':'バナナ','orange':'みかん'}
for fruit in fruits:
  print(fruit)

正解は「キー」です!これさえ覚えていればfor文で辞書は使いこなせます。
キーが取り出せたら、あとは使い方は前回やった辞書の使い方と同じです!

ちなみに慣習的に、辞書を使う時は変数名は「〇〇_key」と書いたりします。
上の場合だと「fruit_key」とします。

例題3

以下の辞書を使って、「好きな果物は〇〇」と出力するコードを
3行で書いてください。

fruits = {‘red’:’りんご’,’yellow’:’バナナ’,’orange’:’みかん’}

一見難しそうですが、for文に惑わされてはいけません!
辞書の値を抜き出すためにはキーが必要。そのキーはfor文で取り出せる。
エラーを出しても大丈夫です!間違えた分だけあなたの身になります。

辞書+for文の時、抜き出されるものはキーなのか値なのか
慣れるまではよく頭の中でゴチャゴチャさせてましたw

fruits = {'red':'りんご','yellow':'バナナ','orange':'みかん'}
for fruit_key in fruits:
  print('好きな果物は' + fruits[fruit_key])

練習問題

以上がfor文の基本的な使い方です。お疲れ様でした!
なんだかゴチャゴチャしそうな内容でしたね。

でも大丈夫です!使っていくうちに慣れていきます!
1回で100%の理解ができるものの方が少ないものです。

なので、、少しでも定着させるために最後に練習問題をやりましょう。

練習問題
  1. 「0〜20」のうち、偶数のみをrange関数を使って出力してください。
  2. 下のリストを使って「好きな言語は〇〇です」と出力してください。
  3. 下の辞書を使って、「〇〇は△△色です」と出力してください。


languages = [‘python’, ‘C#’, ‘Javascript’, ‘PHP’]
fruits = {‘赤’:’りんご’,’黄’:’バナナ’,’オレンジ’:’みかん’}

languages = ['python', 'C#', 'Javascript', 'PHP']
fruits = {'赤':'りんご','黄':'バナナ','オレンジ':'みかん'}

#1
for i in range(0,21,2):
  print(i)

#2
for language in languages:
  print('好きな言語は' + language + 'です')

#3
for fruit_key in fruits:
  print(fruits[fruit_key] + 'は' + fruit_key + '色です')

まとめ

練習問題お疲れ様でした!
for文の基本的な動きと特性はなんとなくわかりましたか?

たくさんエラー出しちゃった・・・!
今回複雑だった・・・

大丈夫です!焦ることはありません。
何度も何度も使っていくうちに、必ず身につきます。
最初のうちはたくさんエラーを出すものです。エラーを出して、それで理解が深まれば
あなたの勝ちです!

少しづつ、学んでいきましょう!
プログラミング学習の基本は「トライ&エラー」です!

実はfor文はまだまだ沢山重要で便利な使い方があります!
例えばリスト内包表記などがあります。

くまねこ君
くまねこ君

リスト内包表記は本当によく使うものなので、
別のところで詳しく解説します!お楽しみに!

次回は、もう一つのループ処理「while文」です。
少し複雑になってきますが大丈夫です!
次回もどこよりも丁寧にわかりやすく解説していきます!
お楽しみに!

なにか分からないことがあればTwitterのDMにてご連絡ください。
「こんな簡単な事聞いちゃってもいいのかな」と心配することはありません。
どんなことでもお気軽にご連絡ください!

この記事が少しでも役立ててもらえたらうれしいです。
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

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